いつも突然な君

口を塞がれたまま、連れて来られた場所は…

空き教室

ここの学校に来たとき、葉音から教わった場所

そして、ここは文化祭が行われてる今。人気がない…

馬鹿な私でも、この状況がヤバいことは分かっている


「きゃっ!!」


男子生徒は、いきなり私を床に投げ下ろす


「黒猫ちゃん。名前を教えて?」

「い…嫌っ!」


こんなことする人に名乗る必要はない

私が拒否すると、男子生徒はニヤリと笑った

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