僕らのアナザーリアリティ
僕らの知らない真実
『...あの~ちょっといいかな?』
ここでようやく3人は謎の少女?をほったらかしていたことに気がついた。
「気がつかなくってごめんね?さっきは本当に助かったよ。」
梨斗が微笑みながらそう言ったので少女?はまた頬を染めるのだった。
『そんなっ!!たいしたことないって///』
「いや、ホント助かったよ。ありがとう。」
柚木が頭を下げると
「助けてくれてありがとう。」
歩も頭を下げた。
3人にお礼を言われた少女?は照れ臭そうにしながらも、どういたしましてと言って笑った。
「(笑顔がすごく似合う子だな~)」
『梨斗ってば///そんなに褒めないでよ///』
「えっごめん!!...だから何で考えてることがわかるの!?あと、どうして僕らの名前を知ってるの?」
『あぁそっか。自己紹介とか色々とまだだったよね?ごめんごめん。』
少女?はコホンと咳ばらいを1つして
『私の名前は...』
話始めた。