銀色の龍と蝶と妖精

隼人side






月歌が落ちていくのが見えた



下の人達は人が落ちたというのに

見惚れているようだ






「チッ」





「いや・・・・だ

嫌だ!嫌だ!やだやだやだやだやだッ」


瑠衣が崩れ落ち

頭を抱え込み狂ったように言う






「おい!?瑠衣どうしたんだ!」


陽が瑠衣に問いかける

だが瑠衣は叫び続けている






「おい陽!

とにかく下行くぞッ」





「お、おう!」






「瑠衣も早くするんだ!」







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