銀色の龍と蝶と妖精
「かくれんぼうしよ?
月歌はこの街のどこへ逃げてもいい
僕たちはそんな月歌を1時間で見つける」
「見つかったらどうなるの?」
「見つけたら僕たちといてもらうよ」
ニコリと愛らしい笑みを見せる
「どこ逃げてもいいんだ・・・・」
私は小さな声で呟いた
「室内は却下だよ?」
(このまま捕まってるよりいいかも
この街広いし・・・・)
「わかった」
3人で見つけられるわけないだろうし
きっと私になんて飽きるだろう