銀色の龍と蝶と妖精









「かくれんぼうしよ?

月歌はこの街のどこへ逃げてもいい


僕たちはそんな月歌を1時間で見つける」






「見つかったらどうなるの?」





「見つけたら僕たちといてもらうよ」


ニコリと愛らしい笑みを見せる






「どこ逃げてもいいんだ・・・・」


私は小さな声で呟いた





「室内は却下だよ?」






(このまま捕まってるよりいいかも

この街広いし・・・・)





「わかった」


3人で見つけられるわけないだろうし



きっと私になんて飽きるだろう








< 26 / 139 >

この作品をシェア

pagetop