銀色の龍と蝶と妖精









私は返事をする代わりに

首を縦に振りうなずいた






「あった!」


陽はそう言うと

たくさんの食べ物を抱えてきた





テーブルに置かれた食べ物は

今までに見たことの無い量だ






「はい、お箸」


隼人が笑いながら

2本の棒のような物を渡してきた






(これ・・・・なに??)



私は数秒それを見つめる





「月歌、お前箸使えないの??」


陽が驚いて私を見る





「うん・・・・」







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