銀色の龍と蝶と妖精








「うん、いい・・・」


月歌の顔がどことなく

僕には悲しそうに見えた






「・・・・月歌

少しここで待っててくれる?」






「うん」






「陽、瑠衣

ちょっと外行くよ」






「ほぇ?うん」





「ん、わかったー」





隼人の深刻そうな顔が

僕を不安にさせる・・・・




部屋を出て外に出た



夏独特の温かい風が肌を刺激する







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