銀色の龍と蝶と妖精








「あっつ」


陽が暑そうに洋服を

パタパタとさせる






「ねぇ、隼人

どうして外なの??」







「なんとなく」







「じゃあ戻ろうぜー」







「なぁ、陽?

月歌はお箸も使えない

いただきます、ごちそうさまも知らない


学校も知らないんだぞ?」






「それがなんだよ?」






「それにご飯もあまり

手をつけてなかったのにお腹いっぱい」







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