銀色の龍と蝶と妖精








「呼び出しだ」





「そっか・・・・」





「瑠衣?」


眠そうな綺麗な声






「あ、おはよう月歌」


僕は急いでそう言う





「おはよう」


ふわりと月歌が笑う



僕はそんな月歌に微笑む





(笑うってこと

覚えたんだね)





龍の方を見ると

驚いたように目を見開き口を開け





魅了されている








< 77 / 139 >

この作品をシェア

pagetop