片腕の彼に恋しちゃいました。
『ありがとな。』



峻稀は私の頭を撫でた。



「うん!」



『ドライブどこ行きたい?』



「え?」



『この前言ったろ。
杏李の行きたいとこに
連れてってやるよ。』



「じゃあ…遊園地!」



『遊園地?』



「だって、一回も
行ったことないんだもん。」



『わかった。
んじゃ、遊園地な。』



「うん!」



私達はそう約束した。
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