片腕の彼に恋しちゃいました。
『乗れ。』



峻稀は私をバイクに乗せて



走り出した。



峻稀は家の前まで



送ってくれた。



「今日はありがと。
楽しかったよ。」



私はそう言って、



峻稀の頬にキスをした。



『じゃあな。』



「バイバイ!」



峻稀のバイクのライトの光が



だんだん遠くなっていった。
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