片腕の彼に恋しちゃいました。
私はテーブルの前に座った。



『なんか飲むか?』



「うん。」



峻稀が飲み物を準備していた時…



……ガシャンッ



『あ〜ぁ。やっちった。』



峻稀がガラスのコップを



落としてしまった。



「峻稀!大丈夫!?」



『あぁ。俺やるから
ガラスに触るな。』



「大丈夫。私も…イタッ。」



『だから触るなっつったろ。
血出てんじゃん。
はぁ。ちょっと待ってろ。』



峻稀は絆創膏を持ってきて、



血が出ている人差し指に



貼ってくれた。
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