片腕の彼に恋しちゃいました。
喧嘩〜タイムリミット〜
〈あなた達、いつから付き合ってるの?
峻稀くんって、どう見ても年上よね?
杏李とどこで、どうやって知り合ったの?………。〉



始まった……。



昔からのお母さんの得意技。



……質問攻め…。



いつもこう。



なんかある度に質問攻め。



それに必死に答えようとしてる峻稀もいるし…。



「お母さん!
今度私がちゃんと話すから!
ごめんね、峻稀。
それ飲んだら、帰っていいから!」



『…おぉ。』





峻稀が帰った後、



お母さんの質問攻めは



私に向いた。
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