片腕の彼に恋しちゃいました。
〈大丈夫…。
ちょっと気持ち悪くなっただけ。
早く行きなよ。峻稀の所に。〉



私は峻稀の後を追った。





「峻稀、…」



『意味わかんねー……。』



「………。」



『やっぱ、お前も同じなんだな。』



「…誰と…?」



『お袋と親父とだよ!
俺のこと引き付けておいて、
最後は捨てるんだろーがよ!』



「…違『違わねーよ!』」



『あいつとキスしてたろーがよ!』







……キス…
< 133 / 247 >

この作品をシェア

pagetop