片腕の彼に恋しちゃいました。
マキのところに行かなきゃ…。



この時、私の頭の中に



浮かんできたのは



マキの顔だった。



どうして……。なんで…。



この時私は、



自分が逃げる場所を



探していたのかもしれない。



散々人を傷つけておいて、



自分だけは、傷つきたくなかったのかもしれない…。




私は真っすぐ、病院へ向かった。
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