片腕の彼に恋しちゃいました。
〈ここ座って。〉



マキが寝ているベッドに座った。



〈嬉しいお知らせ!〉



「…?」



マキは私の耳元に顔を近づけて来た。



「!!」



〈来月の一日、
手術できるって。〉



「本当!!??」



〈声大きいよ。〉



「あっ!」



私は手で口を覆った。



〈よかった!喜んでくれて!〉



「当たり前じゃん!
頑張ってね!待ってるから!」



〈お!〉



よかった…。



本当によかった……。
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