片腕の彼に恋しちゃいました。
『ん。』



峻稀は私にジュースを



差し出した。



それを私は無言で受けとった。



『話しって?』



「え……。…峻稀、痩せた?」



『…そうか?』



確実に痩せた。



前の峻稀は、もっと筋肉があって



強そうだった。



でも、今の峻稀は……。



『それだけ?』



「いや……。」



私が言葉に詰まった時、



インターホンが鳴った。
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