片腕の彼に恋しちゃいました。
〈んじゃ!
俺らも帰りますか!〉



〈そうだね!
じゃましちゃ悪いしね!〉



優太と公矢も、そう言って



部屋を出て行った。



『おい!おめーら!
……あ〜〜〜!!!』



峻稀はいきなり叫んだ。



『…ったく。ちょっと待ってろ。
準備して来っから。』



私は座って待っていた。



冴原峻稀、いい人//。



部屋をぐるぐる見渡しながら待っていると



峻稀が隣の部屋から出て来た。



『行くぞ。』



「う…うん。」



私達は二人で峻稀の部屋を出た。
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