片腕の彼に恋しちゃいました。
十二月二十四日。



私と紗雍は、峻稀の家に向かった。



「峻稀〜!ッ…!」



『ごめん。キスしたかった。』



「…もうッ//。」



〈朝からラブラブだな〜。〉



「優太、公矢!
そういえば、今日公矢の車だよね?」



〈うん!それより、
杏李ちゃんの後ろの子、
固まってるけど大丈夫?〉



はッ!忘れてた!



〈グスッ…杏李。〉



「えへへ…。ごめん。
紹介するね!
私の親友の神山紗雍!
そして紗雍!
私の隣から順番に
峻稀に優太に公矢!」



『うっす。』



〈よろしく〜。〉



〈よろしくね、紗雍ちゃん!〉



〈よ…よろしく、お願いします/。〉



「……あれ?マキは?」



『車で病院に迎えに行く。その方が楽だろ。早く乗れ。』



「はーい。紗雍、乗って。」



〈うん…。〉



そして、全員乗って



車は病院に向かった。
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