片腕の彼に恋しちゃいました。
『杏李達は乗ってろ。
俺らで行ってくる。』



峻稀達三人は



マキを迎えに行った。



〈………。〉



「紗雍?」



〈は!〉



「そんなに固まらないでよ!
みんな優しいってわかったでしょ?
次はお待ちかねの
マキの登場だよ!」



〈うん…。どうしたらいいんだろ。〉



「普通にしてればいいんだよ!
いつもの元気な紗雍でいいの!」



〈…わかった。〉



そうこうしているうちに



マキが来た。



『いいか?〈〈せーのっと〉〉。』



〈さんきゅ。〉



『ドア閉めるぞ。』



マキは後部座席の



ドアに一番近い所にのった。



私と紗雍は、その後ろだ。
< 196 / 247 >

この作品をシェア

pagetop