片腕の彼に恋しちゃいました。
車から降りた峻稀、優太、公矢に



紗雍のことを言った。



「ねぇ。ちっちゃい声で言うよ。
実は紗雍、マキのことが
好きなんだって。」



〈えー!〉バシッ



〈痛いっすよ〜、峻稀さん。〉



『声でけー。最後まで聞け。』



「…それで、どうにかして
マキとくっつけれないかな〜って。」



〈俺達に任せなさい!
な、公矢!〉



〈あぁ!じゃあまず、
今日一日、マキの世話係だな。〉



〈そうだな。〉



こうして紗雍が、



今日一日、マキの世話係になった。





マキが車椅子に乗って、



水族館へごー!
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