片腕の彼に恋しちゃいました。
〈って…。ありえないよね…。
こんな男…。〉



〈…はい///!〉



〈…!〉



〈私も…手助けしてあげられるか分からないけど…。
よろしくお願いします!〉



………………



「…紗…雍。」



〈…グスッ…杏李ー。〉



「…おめでとー!」



〈杏李ーー!ウワーン!〉



〈え!?俺なんかした!?〉



泣いてる紗雍を見て



マキはあたふたしていた。



峻稀達三人は笑っていた。



『はははっ!杏李、
これでいいんだろ?』



「うん!作戦大成功!」



〈は?作戦って?〉



『紗雍がお前のこと、
好きだったんだよ。
それで、紗雍に告らせようとしたら、
お前が先に言っちゃったって訳。』



〈…そういうこと。〉
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