片腕の彼に恋しちゃいました。
明日は病院でクリスマスパーティーだから、



今夜は峻稀の家に泊まり!



「ね〜。明日何買って行こっか?」



『酒と…』



「お酒はダメ!
病院だし、それに、
マキは今、飲みたくても
飲めないんだから。」



『…そうだな。
ジュースとケーキで
いいんじゃね?
昼飯はまた外食で。』



「マキも連れてね!」



『…んだよさっきから、
マキマキ…。』



「何か言った?」



『言ってねー。』



峻稀、妬いてる?…//。



「峻稀。私、峻稀が
世界一好きだよ。」



『なら俺は、宇宙一だな。』



「本当?」



『あぁ。』



「峻稀大好き!」



『痛って!』



私が抱き着いた反動で



峻稀が後ろに倒れた。



『あいつも来んの?
あの、マキの彼女になったやつ。』



「わかんないけど、
クリスマスなんだから
来ないわけないんじゃない?
付き合ってるし。」



『なら安心だな。』



「え?」



『マキがまた近寄って来るかも。』
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