片腕の彼に恋しちゃいました。
十二時になると、



優太と公矢も来て、



マキと紗雍も戻ってきた。



〈槙斗、着替えてから行かない?
汗かいたでしょ?〉



〈だな。外で待ってて。
着替えてから、紗雍と行く。〉



『おぅ。』






今日の昼食は焼肉!



マキに体力つけてもらわないと!



ってことで!



〈槙斗、あーんして。〉



〈あーん!おいし!〉



相変わらずラブラブな二人を見て



私も峻稀にやってみた。



「峻稀……、あーん/。」



『あ?』と私の方を振り向いた峻稀は



普通のことのようにパクッと口に入れ、



『うめーな。』と言った。



こんな普通でいいのか…?
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