片腕の彼に恋しちゃいました。
プロポーズ〜ソツギョウ〜
「寒い〜!峻稀、
ギュ〜ってして!」



『はいはい。』



〈槙斗、寒くない?
厚着してきた?〉



〈大丈夫。〉



私達は初詣でに来た。



神社には沢山の人がいた。



一日になった瞬間から



鐘をならせるので、



そのためにみんな、並んでいた。





そして、一日を知らせる鐘がゴーンと鳴った。



「『〈〈〈〈明けましておめでとー!!!〉〉〉〉』」



「今年もよろしくね、峻稀。」



『あぁ。』



マキと紗雍は、顔を見合わせて



笑っていた。



〈よし!今年こそは
彼女作るぞ〜!〉



〈俺も〜!〉



声を張り上げていたのは



優太と公矢だ。





そして、鐘を鳴らす順番が



回ってきた。
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