片腕の彼に恋しちゃいました。
あれから時間は早々と過ぎ、



外はもう真っ暗。



今日は私の誕生日だから



峻稀がオムライスを作っててくれた。



「峻稀、料理できるんだ!」



『は?…まぁ、な。』



「もしかして!
私のために練習した?」



『は!?ち…ちげーよ。』



「ふふっ。ありがと。」



『…おぉ//。』



峻稀のさりげない優しさ



…大好きだよ。





「おいしー!」



『本当か?』



「うん!今まで食べた
オムライスの中で
一番おいしいよ!」



『…あのさ。これ…//』



「……………!!!」



『…安いから、…そんな
ジロジロ見んなよ。』





目の前に差し出されたのは



……指輪だった。
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