片腕の彼に恋しちゃいました。
峻稀は私を優しく抱きしめた。



『俺、杏李のこと
支えれるかわかんねーけど、
ずっと一緒にいたい。
…杏李がいなきゃ、
ダメなんだ……。』



峻稀が私を抱きしめる力が



強くなった。



「…私も…峻稀がいなきゃ
嫌だよ…グスッ。
峻稀、こっち見て。」



私と峻稀は見つめ合った。



「結婚、してください。」



峻稀は笑って、



もう一度、私を抱きしめた。






私と峻稀は、そのまま



寝てしまっていた。
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