片腕の彼に恋しちゃいました。
「ん〜、…あ!」



『……んだよ…。』



「学校!今日始業式なのに!」



『は…?……あ!』



「寝ちゃってた〜!」



『でもさ、どうせ制服家だろ?
今から帰って、学校行くか?』



「今からか〜。
でも、家にお母さんいるから
怒られるかも…。」



『連絡したのか?』



「してない。だから…。」



『そりゃ〜やべーな。
…帰るぞ。送って行くから。
俺も謝らなきゃな。』




「いいよ。」



『よくねー。早くしろ。』



「…うん。」



私は峻稀のバイクに乗せられ、



自宅へと帰った。
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