片腕の彼に恋しちゃいました。
あれから約二ヶ月。



あの次の日、峻稀のことを話したら



一応お母さんはわかってくれた。



でもまだ、「あんな男と」



みたいな雰囲気を出している。



いろいろあって、



峻稀がお母さんと話しをするのは



私が卒業してしまってから



ということになっていた。





そして………



『〈〈〈卒業おめでとー!〉〉〉』



マキがいる病室で、私と紗雍の



卒業パーティーが始まった。



『なんか思い出すな。
俺達の卒業パーティーに
杏李が来た時のこと。』



「そうだね。」





パーティーが始まって早々、



マキがみんなを静まらせた。
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