片腕の彼に恋しちゃいました。
ちょうど手にバック持ってたし。



このまま真っすぐ帰ろ。



私はすぐ学校を出て



いつもの道を帰って行った。



……寒っ!今の季節は冬。



もっと厚着してくればよかったな。




いつも買い物をしている



スーパーにさしかかった時……。



〈おい!てめーらぶっ飛ばされてーのかよ!〉



…何何??喧嘩?



スーパーの前で脚を止めた。



そこには四〜五人のグループ同士が睨み合い



今にも喧嘩が始まりそうだった。



〈おい冴原(サエハラ)!
てめーから来るか?〉



『………。』



〈何とか言えよおらぁ!〉



その男は近くに転がっていた瓶を蹴飛ばした。
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