片腕の彼に恋しちゃいました。
『〈〈〈ははははっ!〉〉〉』



「……ん。」



私は三人の笑い声で



目が覚めた。



〈おっ!
お姫様のお目覚めかな?〉



「…あれ。皆来てたんだ。」



『腹、へらねーか?
昼何も食ってねーだろ。』



「大丈夫。峻稀は?食べたの?」



『こいつらと食った。』



「そっか。」



〈峻稀は?食べたの?だって!
いつの間にそんな仲良くなったの?〉



「へ!?……普通だし//。」



『………/。』



私も峻稀も、顔が真っ赤だった。



そんな私達を見て



マキ達はヒューヒューッと



からかうように笑っていた。
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