片腕の彼に恋しちゃいました。
ゴンッ!



酒を一気に四本持って行こうとした峻稀は



持ち切れなくて



一本落としてしまった。



「私持っていくからいいよ。」



『このくらいやらせろよ。』



峻稀は落とした一本を拾って



二本ずつに分けて持って行った。



…気使われるのが



嫌なんだよね。



峻稀が自分でしようとしていることは



峻稀のほうから手伝ってって言われない限り



手を貸さないようにしよう。



私は自分でジュースを準備した。








〈それじゃあ!
クリスマスパーティー
始めまーす!〉



「『〈〈〈かんぱーい!〉〉〉』」
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