片腕の彼に恋しちゃいました。
三十分後。



私がお風呂から上がると、



峻稀はソファーに寝ていた。



私は隣に行って



峻稀の顔を見つめた。



『……う…んんッ…。』



またうなされてる…。



「峻稀。大丈夫だよ。」



私は峻稀の頭をなでながら



そう言った。



『…ッ……はぁ…。
…杏李。上がったのか?』



「ごめん。起きちゃった?」



『ベッド使え。』



「峻稀がベッドに寝なよ。
私、どこでもいいし。」



『俺、ベッド使ってねーから。』



「そうなの?
じゃあ、使うね。」



『あぁ……。』



そう言うと、すぐ寝てしまった。



…私も寝よ。



疲れていたのか、



ベッドに入ってすぐ



寝てしまった。
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