片腕の彼に恋しちゃいました。
〈ちょっとチャラチャラしてるけど、
いい子そうだし!〉



「まぁ…。」



〈それで、杏李と付き合ってる
峻稀って子は、どんな子なの?〉



「…普通だよ。
かっこよくて、優しくて…/。」



〈一回でも連れてきなさいよ。〉



「うん…。」



峻稀をお母さんに合わせる…。



そんなこと、考えてなかった。



でも、お母さん、



峻稀のこと見て



びっくりしないかな……。



金髪だし…。



でも、いつかは通らなきゃいけない道だよね…。



私は自分の部屋へと戻った。



…そういえば、



峻稀のアドレスと電話番号



聞いてない……。
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