片腕の彼に恋しちゃいました。
マキが目を覚ました。



〈杏…李…ちゃん……〉



「峻稀もいるよ。」



〈…峻…稀。〉



『あんま無理すんな。寝てろ。』



〈…つめてー…な。〉



マキはそう言うと



いつもの笑顔を見せた。



よかった……。



私はマキのお父さんを呼んで



後のことは任せて



峻稀と帰った。
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