*無口なキミの甘い言葉*



昼休みに翔悟くんと美幸ちゃんが言ってくれた言葉を思い返しながら公園へと道のりを歩いた。


あたし、隆史くんに自分の気持ち言わなくちゃ。

翔悟くんと美幸ちゃんのおかげで少しだけ勇気が出たかもしれないから。



公園に入って隆史くんの姿を見つけた。


ドキドキする胸を押さえながら深呼吸をする。

そして。




「た、隆史くん!」


先にいる隆史くんに声をかけて近寄って行った。


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