届けこの気持ち

第2章 -醜い嫉妬-



係で遅れてしまい
大急ぎで部活に行くと
今日も奏実がカッコよく
スパイクを打っていた。
スパイクを打ち終わり
休憩に入ったのか
満面の笑顔で
回りの友達と話しを
していた。

すると奏実は
1人の1年生に
抱き着いていた。
「凛は可愛いねっ!!」
などと言いながら
酷くモヤモヤした。
何てゆーか…嫌な予感…

それはしばらく続いた。
私は我慢の限界だった
酷い嫉妬心に襲われ
私は自分を傷つけた。
学校のトイレに筆箱に
入ってたカッターを持って

手首はバレるのが
嫌だから足を思いきり
切った。
血が出た。心地よかった。切ったらすべてを
忘れられる気がして…




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