* * 禁忌 * *

キミが愛しくて....

次の日、カイトは仕事に行った。夜まで帰っては来ない

ミオの家のドアがノックされた

「誰だろ....」

ドアを開けると、レンがいた

「来ちゃった....今日、大丈夫かな....?」

レンは照れくさそうに笑った。その笑顔がたまらなく愛しいよ....

「いつでも大丈夫って言ったじゃない」

ミオも、笑って返してレンを家の中にいれた

「レンってどこから来たの?」
「えっ!?」
ボクは、ミオの突然の質問に驚いた。答えられるワケ、無いじゃん。ボクは天界から来た、天使なんだから....


「ここから、すごく遠いトコだよ」


とりあえず、そう答えておいた。騙して、ゴメンな。ホントのコトは言えないんだ....言ったら、ボクのコト嫌いになるでしょ?

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