* * 禁忌 * *
「ミオ....??」
レンは、さっきまでの勢いを無くして戸惑いを隠せずにいた
「この人....カイトは、私の大切な婚約者なの。私は、もう大丈夫だから変なコトしないでっ」
そう言うと、ミオはレンを突き飛ばし、後ろを向いた
「ミオ、ゴメンね。ボクもう消えるから....幸せになって....」
「レン....!?」
ミオが振り返ると、そこには、レンの姿は無かった....
「レン....」
レン、ゴメンね....カイトを裏切るコトができないの....