小林くんの家庭の悩み
『ん?お米特売なの~♪お一人様一袋!拓ちゃんは危ないからおじいちゃんに任せて二袋で20キロ♪』
美和子はそう言って微笑んだ。
『お母さん・・・、5才の女の子が20キロって違和感大だよ・・・;』
綾香が、呆れたような声で言う。
『大丈夫よ。この前も「お嬢ちゃん力持ちだね」って褒められてたから♪』
美和子はそう言って再び微笑んだ。
『…;』
惣一郎と綾香は絶句した。
『あっ!パパは知ってたけど、時計止まってるから早く出ないと遅刻よ?』
美和子の言葉に綾香は腕時計を見る。
『あぁっ!嘘!後15分じゃない!』
学園までは徒歩30分、ほぼ確実に遅刻する時間になっていた。
『おじいちゃん!ゴメン!送って!惣は準備して!』
『はいはい;』
惣一郎は遅刻しても別によかったが、綾香は遅刻を絶対に許さないので逆らう気はなかった。
美和子はそう言って微笑んだ。
『お母さん・・・、5才の女の子が20キロって違和感大だよ・・・;』
綾香が、呆れたような声で言う。
『大丈夫よ。この前も「お嬢ちゃん力持ちだね」って褒められてたから♪』
美和子はそう言って再び微笑んだ。
『…;』
惣一郎と綾香は絶句した。
『あっ!パパは知ってたけど、時計止まってるから早く出ないと遅刻よ?』
美和子の言葉に綾香は腕時計を見る。
『あぁっ!嘘!後15分じゃない!』
学園までは徒歩30分、ほぼ確実に遅刻する時間になっていた。
『おじいちゃん!ゴメン!送って!惣は準備して!』
『はいはい;』
惣一郎は遅刻しても別によかったが、綾香は遅刻を絶対に許さないので逆らう気はなかった。