Plastic.
8.幸か不幸か
「最近、幸せそうだね」
麻子の何気ない一言にドキッとする。
「そっそうかな」
明らかに裏返る声が、我ながら白々しい。
麻子の言うとおり、ウカレているのが顔に出ているのか。
確かに、
先日のデートもだけど、
その後、雅司からのメールも増えたし、
前以上に仲良くなってる気がする。
雅司がどういうつもりなのかは、相変わらず解らないけれど。
「なんか前より仲良くなってる気がする」
あたしの心を見透かしたように麻子が言う。
「・・・へへへ」
ドギマギしながら、
あたしは曖昧に笑うしか出来ない。
「・・・あゆが良いなら良いけどさ」
不意に麻子のトーンが変わる。
麻子の何気ない一言にドキッとする。
「そっそうかな」
明らかに裏返る声が、我ながら白々しい。
麻子の言うとおり、ウカレているのが顔に出ているのか。
確かに、
先日のデートもだけど、
その後、雅司からのメールも増えたし、
前以上に仲良くなってる気がする。
雅司がどういうつもりなのかは、相変わらず解らないけれど。
「なんか前より仲良くなってる気がする」
あたしの心を見透かしたように麻子が言う。
「・・・へへへ」
ドギマギしながら、
あたしは曖昧に笑うしか出来ない。
「・・・あゆが良いなら良いけどさ」
不意に麻子のトーンが変わる。