Plastic.
「よっ!」


ドギマギするあたしをよそに軽い挨拶。


人の気も知らないで・・・って当たり前だけど。


「じゃあ、あゆの好きなタルトの店でも行くか」


そう言って雅司が歩き出す。


優しさが溢れんばかりだ。


見た目はもちろん、優しくて気が効いて・・・


あたしにとっては本当に、完璧な人だ。


そんな雅司が促してくれた、


良く来るタルトが人気のカフェ。


奥のソファ席にあたしを座らせる所も、抜かり無い。




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