Plastic.

「でも思ったより元気そうで良かった」


注文を済ませるとさっくんが言った。


屈託の無い笑顔に照れる。


そんな心底安心した、みたいな顔しないでよ。


余計好きになっちゃうじゃんか。


「うん」


我ながら可愛い気無い返事だ。


「そんな元気だったらコレはいらないか」


そう言いながら目の前に四角い物をちらつかせる。


「何それ・・・


！！！！！ああああ！！！


HAZE（ﾍｲｽﾞ）のアルバム！？」


もう出てたんだ！！！」


あたしが大騒ぎすると、雅司はしたり顔だ。