Plastic.
「おっはよ!」


いつもの時間、


いつもの学校。


「おはよー」


いつも通りの麻子。


何もかもが変わり無い。


授業の準備をしていると、雅司も登校して来た。


「おっす」


いつもの笑顔、


いつも通り、あたしの前の席に着く。


少しだけ、いつもより速い鼓動。


だけど、


気まずさはやっぱり無い。


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