しゃぼんだま
◎
いち
家までの、なんでもない帰り道を
君と並んで歩けたらなって。
友達のこと、学校のこと
話しながら寄り道するの。
夜、友達とする長電話を
君とできたら幸せだなって。
どうでもいい話をしながら
一日最後の「おやすみ」は
言われる相手も言う相手も君で、
私は君の夢を見るんだ。
辛いとき、
そばにいてくれるのが
君だったらいいなって。
何も言ってくれなくていいの
ぎゅうって抱きしめてもらえたら
私はきっと、元気になれるから。
なんて、
( 思い描く世界には
いつも君がいるのです )