ミルクティーな彼。






俺を、そんな上辺だけではなく、中から、内側から見て、認める。


はたしてそんな存在はいるのだろうか。




少なくとも、人生の中で思い当たる存在はなかった。






自然と、自嘲の嘲笑が浮かぶ。





《次は−、三木−、三木−…》



そうこうしている間に時は過ぎて、学校の最寄り駅へ到着したので、下車して歩きだす。






< 15 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop