ミルクティーな彼。
(いい朝だなぁ。)
と思いながら、既に用意された食卓へとつく。
これを食べたら少し早いけど学校行こう。
父と母の向かい側に座って、お味噌汁に手を伸ばす。
「はづき、おはよう。」
『おはよう。』
お父さんとも挨拶を交わす。
『ごちそうさまでした。』
食べ終わって、食器を流し台へと運んで学校へ。
「あら、今日は少し早いのね。 いってらっしゃい。」
『うん。 いってきます。』
玄関を出ると春風が頬をなでた。
いつも通りの朝。
また、代わり映えのない毎日が始まった。