眠り姫~sleeping ready~
キッと睨むような視線をレイに送るシゼル


「貴方には婚約者がいます。

ヴァイオレット様にはつたえてありますゆえ、陛下もお分かりになってください

ヴァイオレット様が陛下を見ては困ります」


シゼルはキッパリとした態度でレイに言う

レイは「ふん」とシゼルから視線を反らした


「ヴァイオレットに会いに行く。
イライラばっかりして仕事にならない。

止めるなよ、」


即座に立ち上がりドアに手をかける


「陛下!?

話を聞いていましたか!?

陛下!!」


「うるさい!!」


バン!!
と荒々しく部屋から出ていった
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