眠り姫~sleeping ready~
全く…なぜぁあ、五月蝿いんだ!

ヴァイオレットのことになると母みたく五月蝿い


「あー!!イライラする!

なぜ俺がこんな思いをしなきゃならない!!


ヴァイオレットのいる部屋に向かう足が早くなっていた


※※※※※※※※※※※※


「あのっ…ヴァイオレット様

聞きたいんですけれど…よろしいですか?」


部屋ではヴァイオレットが身支度をして車椅子に乗るとこだった


「どうしたの?

あらたまって…」


「なぜ毎日来ていた陛下をさけるのですか?

最近…お部屋にもお入れになりませんし…」


シーラはヴァイオレットに近づき車椅子に乗る手伝いに行った
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