眠り姫~sleeping ready~
ラボではひとりの人間をどうみたらいいか迷っていた
「悪いところはなさそうだが…」


ピクリとも動かない少女をみて困り果てるハイド博士

そこに…


「噂は本当だったんですね。陛下が人間をまさかラボにはこぶとは」


「ジキル!?」


同じかおをした者が同じ空間に2人

「なぜジキルがいるんだ!?」

「人間は私の分野です。科学者は引っ込んでてください」


ピシッと冷たい言葉を放つジキル


「引っ込んでるのはジキルだろ!邪魔するな」

「邪魔とは…実際にどうしていいかわからないんじゃないですか?」


ハイド博士はうっ…と声を漏らしてジキルを睨む

まぁ本当に実際にどうしていいかわからなかった


「私も少女を見ます。」


「ちっ…」


ジキルは手早く白衣を身につけて少女を見た
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