眠り姫~sleeping ready~
「陛下…彼女はいくつですか?」

「歳か…俺もわからない。俺より下ではないか?」


見た目が幼かった


「いいえ、有に200年…いえ、もっとかもしれません。生きてるのが不思議なくらいです」

200年
そう言ったとたんにシゼルは資料を集めていた手を止めて、レイは目を見開いていた


「まぁ…彼女が目を覚まさない限り謎ですが…」


「わかった。目を覚ますのを待とう」


レイはかるく頷き、また資料を見始めた


「では私は彼女を見て参ります。」


ジキル医師は軽く頭をさげて書斎から出ていった






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